紀州大地の会 古果園から直接お届け、「有機栽培有田みかん」

EM技術を活用し丁寧に育てた土に育まれた、滋味深い恵みの果実

「昔ながらの味わい」を知らない小さなこどもでも、
食べ始めたら止まらない
濃くて甘い太陽と大地の味のするみかんです。

有田みかん

「昔ながらの味わいがする」と評判の高い古果園 古田耕司さんのみかんは、甘くて果汁がたっぷり。
食べるひとの安心と健康を願いながら、土づくりと自然環境を大切にする栽培方法で育てた
「有機JAS」の認証済(認定番号:2001F-52)の有田みかんをお届けします。

古田さん
みかんは隔年で結実します。
昨年は生り年でしたが、雨が多くできが良くありませんでした。
今年は裏にあたる年で通常ならば収穫量が少ないのですが、雨が少なく晴れの日が多かったこともあり、早生から適度な酸がのった美味しいみかんがたくさん実っています。 味の深みの秘密は、酸味にあります。
適度な酸味がないみかんは味わいに深みがありません。
昔からの方法で仕込んだお酢がすっぱさの中に味わいがあるように、有機栽培で育てた実には深い味わいがあります。
もぎたてみかんの酸味の強さは、お客様の手元に届く頃には甘味に変わり「立体的」なうまみに変化し、酸味と甘味に深さがある「本来の自然がくれる味」に変わります。

私は、毎年変わる気象条件は“天よりの試練”だと考えています。 “その年その年、精一杯の努力をする”をモットーに年月を重ね、出来上がった今年の作品をお楽しみください。
紀州大地の会 古果園 古田耕司

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全 3 件

↓古果園から直接お届け「有機栽培有田みかん」↓

健全に育てられたみかんです

健全な樹になる、健全な実

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果実王国、紀州和歌山。
桃や梅、柿など様々な果実を生産している当地でも、「有田みかん」は全国的にも有名なブランドです。中でも古果園の古田耕司さんは、和歌山県有田地区でも数少ない「有機JAS」認証済みのみかん生産者です。
EM(有機微生物群)を活用し、土を良くして病害虫に負けない健全な樹を育てる。
(改行)自然環境との調和をはかりながら、樹のもつ生命力を最大限に引き出して栽培されたみかんは、薄いのにしっかりとした皮に包まれ、貯蔵中の日持ちもとても良いのだといわれます。

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もちろん、ノーワックスで防腐剤も不使用。
選別・出荷もなるべくベルトコンベアの上を転がさず、まるで子どもを慈しむように大切に手で選別し箱詰めされています。
箱を開けたときには大きさや外観がいろいろ取り混ざったみかんに驚かれるかもしれませんが、丁寧に取り扱っているからこそもぎたての味を長く楽しんでいただけます。
見た目の美しさという点では確かに慣行農法のみかんには劣るのかもしれません。
しかしそのいびつさは、本来もつ生命力を存分に引き継いだ樹の子どもだからこそ。
味わいや見た目の微妙な違いには、自然に育まれて育ったひとつひとつの実がもつ個性が宿っています。皮をむくと周囲に広がるみかんの香りと、口に含んだ瞬間にあふれ出す果汁の多さにも、力強さがあふれています。


環境と食べる人がともに健康に

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有田地域におけるみかん栽培の歴史は長く、天正2年(1574年)にまでさかのぼるといわれています。山が多く農耕に十分な土地を確保できなかった当地域で困窮する村人たちを救うためにと、肥後(現熊本県)の国に足を伸ばし、当地で栽培されていた「みかんの樹」を持ち帰ったのが有田みかんのはじまりなのだそうです。「ありたみかん」と読まれることも少なくない「有田みかん」ですが、正確には「ありだみかん」と読みます。有田川流域の一部の地域で栽培され2006年に「地域団体商標(地域ブランド)」の第一弾として認定をうけました。一歩関西を離れると「みかん=愛媛」の印象が強かった以前とは違い、2009年現在では和歌山県産みかん(温州みかん)の収穫高は全国一位。全収穫高の20%近くを占める一大産地和歌山のとなり、有田みかんはそのうち約10%を占めています。収穫時期に有田を訪れると、オレンジ色の実をつけた木々の隙間に住宅が建ち並び、まさに「日本有数のみかん産地」だと納得する風景が広がっています。

そんなみかんの名産地有田で、太陽・地質・潮風の恵み、険しい山腹の石垣・防風林。400年近くの長きにわたって先人たちが積み重ねてきた知恵と努力を土台に、より健康的で美味しいみかんを栽培しようと新たなチャレンジが始まっています。

農薬や除草剤は一切つかわない。
化学肥料はつかわない。

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古田さんの果樹園の樹下には雑草が自生しています。これは「草生栽培(そうせいさいばい)」と呼ばれる農法で、果樹園の運営では特に注目されている栽培方法のひとつです。樹下に生えた雑草は、土の乾燥や益虫の巣となります。また斜面につくられることが多い果樹園は雨によって表面の土が流されやすく、それによって樹の根が露出してしまうことがあります。下草を生やすと、雨が直接土にあたる確率が下がると同時に、草の根で表土を保持し土壌の浸食を防ぐ効果が期待できます。また、果樹の根を考慮して土壌を耕せない果樹園でも、草の根が土壌深く伸びることで土を耕し排水性を高めるなど栽培環境の向上が望めます。さらには下草そのものが有機物の供給源ともなり、環境と共存した栽培が実現できるのだといいます。雑草を生やしたままでは虫がつくのでは?と懸念されるかもしれませんが、樹が本来持つ生命力が引き出された健全な樹には、害虫に負けない力強さが備わっているのです。

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古果園の果樹園は、緑です。
樹下には雑草が生え、毛足の長いじゅうたんのように柔らかに足を受け止めます。
クモがあちこちに巣を張り、摘み取り作業をする人たちの行く手をさえぎります。
シジミチョウが舞い、時折、摘み取ったみかんに羽を休めます。樹下に茂った雑草は、自然のままに。春には春の、夏には夏の、秋には秋の草が生え、自然の摂理にそって生きています。慣行農法で栽培される果樹園は、みかんの木以外は茶色の地面がむき出しか、ビニルで根本を覆っています。クモの巣もほとんどなければ、雑草も生えていません。茶色と緑の果樹園に囲まれて、古果園の緑とオレンジは異質ではありますが、ひときわ目を惹きます。

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「薬をまかないなら徹底してまかない。」そうでなければ虫が余計に増えて、何も変わらないのだといいます。「徹底して薬をまかない」栽培方法を続けているから、天と大地に任せて自然と共存する。そんな果樹園で古田さん一家が、オレンジに実ったみかんの重みに首をたれた枝を、片手でそっと支えながらひとつずつ丁寧に実を摘み取っています。



「紀州大地の会」とは・・・

和歌山で有機農業の普及にいち早く乗り出した「紀州大地の会」は、EM(有機微生物群)の技術を活用し、より環境負荷の少ない有機農法技術の研究や普及、水稲・果樹・野菜など広範囲にわたる有機栽培農家の育成・啓蒙活動に従事しています。また廃棄物や生ゴミを活用した堆肥やぼかし肥料の製造販売、環境浄化活動、セミナーやフォーラム、研修会の開催などの環境教育活動に至るまで、流通販売や消費者グループとの関わりも含めた多岐にわたった活動を展開し、食の安全・環境の改善に携わっています。平成18年6月には、その活動の功績を認められ「わかやま環境大賞」を授与されるなど、地域に深く根付いた活動が高く評価されています。 2001年には意志を同じくする農家が「紀州大地の会」として、圃場(ほじょう)の有機認定を取得。以来、和歌山県下広域にわたって有機生産物の生産・流通にも従事しています。

EM農法とは・・・

EM(有用微生物群)を利用して土壌改良をし、無化学肥料で、作物を栽培する方法です。 EMを構成するこれらの有用な微生物は広く自然界に存在し、古来より先人たちが利用してきた、醗酵合成型の微生物です。

>> 世界に利用者が広がっている微生物群・EMとは?
Effective Micro-organisms(イフェクテイブ マイクロオーガニズムス)の頭文字で有用微生物群の意味です。 EMは多収かつ農薬不使用無化学肥料の農業を実現するため、琉球大学農学部の比嘉照夫教授により土壌改良剤として開発されました。
開発以降これまで自然農法や有機農法実践者に支持され日本国内はもとより海外にまでその利用者が広がっております。
現在EMは海外80数カ国に広がるに至っております。EMのめざすものは安全・快適・ローコスト・高品質そして持続可能な社会です。
EMの統括機関であるEM研究機構を中心にして私たちEMグループの一員は、EM技術という安全、快適、ローコスト、高品質そして持続可能な技術を用い環境保全と健康などに貢献していきたいと考えております。
今EM技術は農業からはじまり食糧・環境・健康・工業など確実にその応用が広がっております。
また、いくつかの市町村においては地域住民による草の根的市民活動にEMが利用され、社会的弱者の社会参加と連動し、ほほえましい成果を上げております。
例えば生ごみのボカシ化によるゴミの減量運動や生じる生ごみボカシを使って街の花いっぱい運動、各家庭において米のとぎ汁を使用して作るEM活性液と河川の浄化など手軽に環境保全に役立つ手法として利用されております。

有田みかん、なぜ美味しい?

みかん生産量日本一の和歌山県のなかでも、「みかんといえば有田!」と真っ先に名前が挙がるほど知名度が高い理由のひとつには、その甘くてジューシーな味わいが欠かせません。

美味しいみかんの生育に必要だといわれる条件は・・・
 温暖な気候
 水はけの良い畑
 黒潮に運ばれる浜風

その条件がすべて揃った有田地方は、みかん栽培に最適な環境をもった場所でもあります。年間の平均気温は約16℃、一番寒いといわれる1〜2月でも平均5℃を下回らず、日当たりがよい急斜面が豊富です。また浜風が運ぶ海のミネラル分が土に蓄えられ、みかんを甘く美味しく育てあげます。

ひと足お先に、弊社スタッフが試食しました!

みかんはいろんな味があるので、いつも気に入っている無農薬で育てておられる農家さんのものを購入しています。このみかんはその農家さんのより美味しい!と思いました。私は酸味のあるみかんがすきなのですが、このみかんは酸味も甘みもあってみずみずしく、とってもよいバランスなんです。本当にすっきりとした美味しさで、また次が食べたいなーと思ってしまいます。(村上)

とってもみずみずしいみかんです!
持った感じはちょっと堅いかな?と思いましたが、外の皮は薄く、水分たっぷりの実がぎっしり入ってました。味はちょっと酸っぱいですが、食後のデザートにはちょうど良さそうです。(田中)

甘みと酸味のバランスがちょうど良く私好みです。あまーいのがお好きな方にはちょっとすっぱいかもしれません。(山本順)

みかんの香りと酸っぱさがひろがり水分たっぷりで甘さもほんのり。水分が多いみかんは味が薄いことが多いのですが余計な甘味や香りもなく、表現がむずかしいのですが、キラキラしたとてもきれいな濁りのない水分と言う感じで、美味しく頂きました。(川崎)

薄い皮、はじける果肉、甘みと酸味のハーモニーが印象的でした。スーパーなどで売っている過剰に甘いものに比べると、随分酸味がありますが、みかん本来の酸味だからか、のどに刺さる酸味ではなく、スッと溶け込んでいくようです。そのため、濁りのない甘みが引き立ち、思わず笑顔になってしまいそうな優しい味が果汁とともに口いっぱいに広がります。(倉橋)

みずみずしい果汁、ビタミンCが体にしみこむ感じ。甘いだけでなく、ほどよい酸味があり、太陽をいっぱい浴びて育ったんだなと思いました。まさに自然の恵みをいただいているという感じです。ついつい手が伸びてしまう、止まらない美味しさです。(藤原)

甘いみかんが好きで、酸味があるものは少し苦手なのですが、このみかんの酸味は絶妙で、甘さとのバランスがとても良かったです。身もしっかりつまっていて、ぴちぴちでジューシーでした。
最初(採りたて?)は少し固かったので、何日かおいて少しやわらかくしてから食べましたら、甘みが増していたような気がします。
子どもの頃は、よく祖母や母とお風呂に入りながらみかんを食べました。
お風呂で食べるみかんはまたひと味違ってとてもおいしく感じるのでおすすめです。(スタッフK)

紀州大地の会「古果園」と古田耕司さんをご紹介します!

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「あそこ。白い建物がぽつぽつ建ってるところ。あそこに道が見えるでしょう?うちの畑はあのへん。」
古田さんが指し示したのは、視界いっぱいに広がる山の中でも一番奥、そのてっぺん近い場所でした。
道といわれたものは白い筋にしか見えず、建物といわれたものは白い箱にしか見えず、「ここから10km程度」の距離ははるかかなたの高み。小学校は山ごとにあり、中学校がスクールバスで送り迎えである理由が実感できる場所に、古田耕司さんの「古果園」があります。
お母様が「ここに嫁いでくるまで、花火は見上げるものだと思っていた」と言われるように、天気が良ければ徳島が見える場所にある果樹園の前には、ミニチュアの街と瀬戸内海がパノラマに広がります。


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代々みかん農家だから「子どもの頃から家を手伝うのが当たり前だった」という耕司さん。子どものころに除草剤や農薬を散布してみかんを栽培するお父様を手伝いながら、耕司少年はどこかで違和感を覚えていたのだといいます。
高校は地元の農業高校にいくのが当たり前で、自分もそうなのだと考えていた彼は、「子どもの頃から抱えていた違和感」から微生物の勉強をする道に進みました。そして東京の大学へ進学。そこでは研究会に参加し、有機農法や微生物について更に学びを深めました。
「有機農法にいつから興味を持ったのか」と問われたなら、躊躇いもなく「子どもの頃から」と答える古田さん。
けれど地元和歌山に戻り、家業の果樹園で学んできた技術を生かすには暫く時間が必要だったのだそうです。
「最初はよく父親とぶつかったよ。」
農薬を大量散布し虫を殺し、除草剤を散布して下草を枯らす慣行農法と、有機微生物群を生かして土をつくりこみ、環境と共存する有機農法。
対極にある2つの農法を実践しようとする親子の間には、溝があったのだといいます。
いまでこそ、あちこちにクモの巣が張り、虫が飛び、雑草が生える果樹園で、笑顔が絶えず生き生きと仕事をされるお父様やお母様も、耕司さんが持ち込んだ「農薬も除草剤も使わず、環境と共存する」というまったく新しい考え方には、なかなか馴染めなかったでしょう。けれども「薬は、農家(で働く人たち)が一番影響を受ける」のだと、微生物群を活用し薬を使わない農法への彼の信念は変わりませんでした。

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「はじめは大変だったんよ。実がならなくて、虫が沢山でて」とお母様が言葉を添えます。その言葉に「木村さん(奇跡のりんごの木村秋則さん)のように一切実がならないとか、そんなことはなかったけれど、最初は味が薄くて黒点が沢山でたし、収穫も少なかった」のだと耕司さんが後をつなぎました。生産も安定し有機みかんの需要も増えた今、「周囲の(農家さんたちの)見る目も変わったけれど、それまではね」と苦笑い。

果樹園内も今は益虫と害虫のバランスがとれ生態系が安定し、一面オレンジに染まるほどの実りと、枝にびっしり実る果実の重みに耐えるだけの強い枝と健康な樹に恵まれています。お二人とも多くを語りませんが、生活の糧である「みかんの生産」が安定するまでには長い道のりがあったのだと言葉の端々で読み取れます。
「葉っぱがね、ぴんとしているでしょう。普通はもっと薄いんだけど」と指先でつまんだ葉は、分厚く先端がとがっています。
触ると瞬間に感じ取ることができますが、慣行栽培で育てられた樹の葉は大きく薄っぺら。これは土壌のミネラルバランスの違いによるものだといいます。
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科学薬剤や肥料を使わなくなってからすでに20年以上。有機JAS認証制度が開始された2000年に「紀州大地の会」の一員として申請を出し、翌年2001年10月に最初の圃場(ほじょう)が認証を受けました。2001年当時は1箇所だけだった有機認証済圃場(ほじょう)も、今では「古果園」の全てのみかん農園で認証を取得するまでになりました。
見渡す限りみかん畑が広がる有田地方ではありますが、「紀州大地の会」の仲間はわずか3箇所。周囲の農家はまだまだ慣行農法を続けているなか、「有機がもっと広がればいいですね」のつぶやきに、「農家は難しいよ」のひとこと。
高齢化が進み、若い世代が流出していく今、有機農法で収入を得るまでの忍耐と生みの苦しみを知る彼にとって、簡単には答えの出ない問いかけなのかもしれません。

今年実がなった枝には、来年は実がなりません。
次に実がなるのは、今年実らなかった枝。
そうやって、樹がまるで意思を持っているように枝をローテーションさせながら実をつけるのがみかんの樹なのだそうです。今はまだ隔年で収穫量が変動しますが、この樹のローテーションを環境と調和できれば。耕司さんの挑戦はまだまだ続きます。